GUIは、グラフィカルユーザインターフェース(Graphical User Interface)を略した単語で「ぐい」と読みます。
本ページでは、GUIって何?グラフィカルユーザインターフェースとは?という疑問に端的にお答えします。
プログラミング初心者の方や、IT初心者の方でも理解できるよう分かりやすく解説します。1分ぐらいで読めますので、是非最後までご覧ください。
前提:UI(User Interface)とは?
前提として、UI(User Interface)とは何か?をサクッと説明しておきます。
UI(User Interface)とは、端的に言えば画面のことです。
より詳しく説明すると、User(ユーザ)とコンピュータとの接点(Interface)が "UI" です。したがって、広義にとらえれば、パソコンの画面だけではなく、パソコンそのものの使い勝手や、デザインそのもののを指すこともあります。
ただ、このページではUIという用語は画面のことを指す用語として利用していきます。
GUIとは?
GUIは、グラフィカルユーザインターフェース(Graphical User Interface)の略語です。
すなわち、グラフィカルな画面のこと。
マウスやタッチパネルで操作ができる画面であれば、GUIと呼んでOKです。
パソコンの他にも、例えばスマートフォンやカーナビ、ATMの画面などもすべてGUIです。現代のUIの主流となっているUIです。
ただし、今の私たちにはこのGUIが当たり前すぎて、逆に「GUI」の反対がイメージできないかもしれません。
GUIの反対:CUI(Character-based User Interface)
GUIの反対は、CUIです。
CUIは、Character-based User Interface の略語でその名の通り、文字ベースのUIのこと。
Windowsであれば、上記画面の通りコマンドプロンプトが代表的です。
LinuxやCUIで動きます。
コマンドプロンプトは、マウスやタッチパネルで操作することができません。つまり、何かしらの操作を行いたい場合は必ずそれ専用の命令を文字で記述する必要があります。
マウスはなく、すべてパソコンのキーボードを通して操作をするのです。(ファイルの移動や削除も一つ一つ決まった文字列を打ち込むことで操作していました。)
半世紀ほど前は、実はこちらのCUIが主流で、コンピュータを動かすには文字で命令をしていたのです。
したがって、CUIを使いこなすにはそれなりの知識が必要となり、コンピュータをあつかえる人もごく一部の人に限られてしまっていました。
実は、この状況に一石を投じたのがあの有名な企業Apple社です。
GUIの歴史
GUIの歴史は、Apple社が制作した「Macintosh(マッキントッシュ:通称Mac)」から始まります。
それまで、キーボード操作を通してのみ動かすことができたコンピュータ。これでは、広く一般の人にパソコンを普及することができないと判断したApple社はGUIベースのパソコンを開発したのです。
Macintoshでは、マウスを動かすことでコンピュータを動かせるため、当時ではかなり革新的。これが広くユーザから指示され、MicrosoftもGUIの開発に乗り出しました。
このようにして広まり、現代のUIの主流になったのがGUIなのです。
プログラミングを1から学習したい方は
プログラミングやITスキルをより実践的に身に着けたい―。実際にコーディングをしながら学びたい―。独学に限界を感じている―。
そんな方には、無料体験/オンライン完結もあるプログラミングスクールで学ぶのがおすすめです。都度検索しながら知識を補完していくのではなく、1から体系立てて学ぶことで短時間・かつ効率的にスキルハックすることが可能です。
各プログラミングスクールの特徴をまとめた記事をこちらに記載しておきますので、是非ご覧ください。