MACアドレスとは?IT初心者向けに分かりやすく3分で解説

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MACアドレス (Media Access Control address) とは、ネットワークにつながるすべての機器に割り当てられている識別子のことで、イーサネットや無線LANなどに接続されているノードを一意に識別するために利用されます。

apple製品のmac(Macintosh)ではありません!androidスマホでも、windowsのPCでもMACアドレスを持っています!

このページでは、MACアドレスって何?何のためにどうやって利用されているの?という点をIT初心者向けに分かりやすく解説します。

このページで学べる内容
  • MACアドレスとは?
  • MACアドレスはいつどのように利用されるか?

ネットワーク系のエンジニアの方であれば知らないと恥ずかしい超・重要知識。また、ネットワークエンジニアでなくても、知っておいて損はないITの基礎知識の1つですので、是非最後までご覧ください。

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MACアドレスとは?(ざっくり分かりやすく)

MACアドレスとは、ネットワーク(インターネット)に接続できる全ての機器に割り当てられている一意の番号のことで、ザックリ言うとスマホやパソコンについているお名前のようなものです。

youtubeを見る―。友達に画像を送る―。会社の人にメールを送る―。スマホやパソコンでデータのやり取りを行う際に、必ずMACアドレスが使われています。このMACアドレスを頼りに、このデータはAさんのPCに送れば良いんだな!というのを判断しています。

MACアドレスとは

もしMACアドレスがこの世の中になかったら、あなたが送ったメールが知らない誰かに届いてしまったり、youtubeで見たい動画が隣の人のパソコンで流れ出す・・・なんてことが発生してしまうかもしれないということです。MACアドレスはインターネットの世界において非常に重要な役割を担っています。

今お使いになっているパソコンやスマートフォン、有線LAN、ルーター、インターネットにつなげて遊べるゲーム(任天堂Switchなど)機にもmacアドレスが割り当てられています。

MACアドレスは世界で唯一の番号

MACアドレスは以下のように 0~9、A~Fの16進数・12桁で表されます。

MACアドレスとは

前半の6桁は、ベンダ識別子と呼ばれて、ネットワーク機器の製造会社(メーカー)ごとに割り当てられている数字が付与されます。

同じ会社が製造した機器のmacアドレスは前半6桁は必ず一致するということですね。

後半の6桁は、ベンダ(メーカー)内で管理されている番号が一意に付与される仕組み。結果として、macアドレスは世界で一意の数字となります。

ネットワーク機器の利用者が自由にMACアドレスを変更できる場合もあります。そのため、必ずしもMACアドレスは世界で唯一の番号とはならない場合もあります。

ただし、MACアドレスをあえて変更する必要性がある場合はかなり限られますので、熟練のネットワークエンジニアでない場合は手を加えないほうが良いでしょう。

MACアドレスの概要は以上です。ここからは、よりネットワークエンジニア向けにより技術的な観点で深堀していきます。

MACアドレスの役割

MACアドレスは「データリンク」に接続しているノードの識別 / そのノード間の通信を行うために利用されます。

データリンクとはイーサネットや無線LANを通して直接接続されているネットワーク機器の集合体ととらえてOKです。

「家の中にあるルーターとスマートフォンは1つのデータリンク内にいる」と言えます。

逆に、インターネット越しに通信するスマートフォン同士は同じデータリンク内にはいない、と言うことになります。

MACアドレス=データリンクでの通信時に必要

データリンクに接続しているコンピュータ同士は、ただ単にLANケーブルを繋いでいるだけでは通信することはできません。LANケーブル上を電気通信が流れたとしても、そのデータ形式が共通の約束事を守っていない場合はコンピュータは識別できないためです。

この共通の約束事(=EthernetⅡ)の1つとして用いられるのがMACアドレスです。

EthernetⅡでは、データリンク同士で通信を行うために「宛先のMACアドレス」と「送信元のMACアドレス」を明記することを規定しています。

プリアンプル宛先MACアドレス送信元MACアドレスタイプデータFCS
8Byte6byte6byte2byte46~1500byte4byte
参考:EthernetⅡフレーム

この表から分かる通り、コンピュータ同士が通信する際には宛先・送信元MACアドレスが必要になるのです。もしこのMACアドレスが分からない場合は、コンピュータ同士での通信は不可能です。

仮にコンピュータのIPアドレスが分かっていても、最終的にはコンピュータのMACアドレスを把握していない限り通信は行えません。

MACアドレスを利用した通信の仕組み:複数の機器が接続されている場合

より、MACアドレスの理解を深められるように複数のコンピュータがリピータハブでつながれたデータリンクを考えてみましょう。

データリンク内でコンピュータ同士が通信するには、宛先MACアドレスと送信元MACアドレスが必要です。逆に言えば、宛先MACアドレスと送信元MACアドレスをデータとして保持していれば、宛先でないコンピュータにもデータを送るようになります。

ただし、実際に送られてきたデータを受け取るのは、宛先MACアドレスと自分のMACアドレスが一致する場合のみ。それ以外の場合はデータを破棄します。

仮に、宛先MACアドレスがどのMACアドレスとも一致しない場合はデータはすべて破棄されます。

このようにして、データリンク内における通信が適切なコンピュータ間で実現されることになります。

MACアドレスのまとめ
  • MACアドレス (Media Access Control address) はすべてのネットワーク機器に割り当てられている識別子
  • MACアドレスはデータリンクでの通信時に必要となる(仮にIPアドレスが分かっていたとしてもMACアドレスが分からなければ通信は行えない)
補足

MACアドレスはあくまでも同じデータリンク内における通信(=隣接してる機器同士の通信)で用いられます。

インターネット越しのコンピュータ同士で通信を行うためには、IPアドレスが必要となります。この点を初心者の方は理解するのが難しいので何度も復習しておく必要があります。

以下の記事ではIPアドレスとMACアドレスの違いをより分かりやすく解説しています。合わせてご覧下さい。

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