WebDAVとは?初心者向けにわかりやすく1分で解説

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WebDAV(ウェブダブ)は、HTTPのプロトコルを拡張しサーバ上のファイル編集を可能とする仕組み・技術のことです。

WebDAV → Web-Based Distributed Authoring and Versioning

このページでは、WebDAVとは何か?FTPとは何が違う?どのようなメリットがある?という点をWebDAVという用語を初めて聞いた人でも理解できるよう1からわかりやすく解説します。

このページで学べる内容
  • WebDAVとは?
  • WebDAVを利用するメリット・デメリット

ネットワークスペシャリスト試験等で出題されることもあるため頭に入れておきたい重要知識の1つです。是非最後までご覧ください。

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WebDAVとは?

WebDAVとは

WebDAV(ウェブダブ)とはサーバ上のファイル編集やファイル削除等を簡単に(FTPを利用せずに)処理できるようにした仕組み・技術のことです。

ファイル転送プロトコルのFTPを利用するのではなく、HTTPを拡張した仕組みであるという点がポイント。

通常サーバ上のファイル操作はFTPクライアントを利用して処理を行いますが、FTPを利用する場合はFTPクライアントをあらかじめパソコンにインストールしておく必要があったり、そもそもセキュリティ的な要件でFTPの利用が難しいといったような場合があります。

このような場合にWebDAVを1つの代替手段として用いることができるようになります。WevDAVはFTOとは異なり特別なソフトウェアを必要としないので、より簡易的にサーバ上のファイルを操作できるようになるという点も特徴の1つです。

厳密には違いますが、DropboxやGoogle Drive上でファイル操作を行うようなイメージが近いのがWebDAVです。

FTPとHTTP

FTP(File Transfer Protocol)とはその名の通りコンピュータ間でファイル転送を行う際に必要となるプロトコルです。

FTPではファイル転送を行う際に専用のポート番号(20番/21番)を利用します。FTP以外ではこのポート番号は利用しないためセキュリティを向上させる意味でポート閉塞している場合があり、企業によってはFTPが利用できない場合があります。

FTPクライアント/FTPサーバ
  • ファイル転送を依頼する側:「FTPクライアント」
  • ファイル転送の依頼を受ける側:「FTPサーバ」

一報、WebDAVではWebを閲覧する際(HTTPを利用)と同じポート80番/443番を利用するため、FTPを利用できない場合でも利用することが可能になるという理屈です。

HTTPについても合わせて概要を知りたい方は以下の記事をご覧ください。

WebDAVのメリット/デメリット

ここまでの説明だけでは、もはやFTPを利用する必要性が分からなくなってしまうのですが、現状ではWebDAVもFTPもどちらも一般的に広く利用されています。

実はWebDAVにはメリットもありますが、デメリットも存在します。それを簡単にわかりやすくまとめたのが以下の表です。

比較WebDAVFTP
通信の安定性FTPと比較すると不安定安定
導入の難しさ通常は専用のソフトウェアが不要
Windowsのエクスプローラー機能で利用可能
FTP専用のソフトウェア(FFFTPなど)を
インストールする必要がある
利用のしやすさサーバ上のファイルを直接編集できるサーバ上のファイルを直接編集することはできない

WebDAVはFTPと比較して通信の安定性が弱い仕組みだとされています。利用時に大きな支障が出るレベルではありませんが、安全性が求められるような環境でFTPを利用するのが良いかもしれません。

上記のメリット・デメリットを踏まえて目的にあうようにWebDAVとFTPをうまく使い分けていく必要があるという点を押さえておきましょう。

WebDAVのまとめ
  • WebDAV(ウェブダブ)とはサーバ上のファイル編集やファイル削除等を簡単に(FTPを利用せずに)処理できるようにした仕組み・技術のこと
  • ファイル転送プロトコルのFTPとは仕組みが根本から異なっておりWebDAVはHTTPを拡張した仕組みである

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