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スタンドアロンとは? IT初心者でもわかるその概念と用途

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スタンドアロンとは1台のコンピュータやソフトウェアが独立して機能する形態を指します。

スタンドアロンという単語を聞く機会が増えつつある昨今、その形態にはメリットもデメリットもあり、用途に応じて最適な選択が必要です。

この記事では「スタンドアロン」の基本的な概念から具体的な用途、メリット・デメリットまでをIT初心者向けにわかりやすく網羅的に解説します。

このページで学べる内容
  • スタンドアロンの基本的な定義
  • スタンドアロンの具体例
  • スタンドアロンのメリットとデメリット
  • スタンドアロンが適用される場面

プログラマーやシステムエンジニアを目指す方であれば知らないと恥ずかしい超・基本知識の1つ。是非最後までご覧ください。

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スタンドアロンとは

スタンドアロンとは、1台のコンピュータやソフトウェアが他のシステムやデバイスと独立して、自己完結型で機能する形態を指します。つまり、自分以外のコンピューターやソフトウェアなしでその機能を十分に発揮できる状態です。

スタンドアロンという言葉は、英語で「stand alone」から来ています。この「stand alone」は直訳すると「単独で立つ」という意味になります。

分かりやすく言えば「電卓」がスタンドアロンで利用される仕組みの一例。「電卓」はそれ自体で計算するという機能を完全に果たし、他のコンピュータや他の電卓と接続したりする必要はありません。

このスタンドアロンと対照的な概念の1つが「ネットワークシステム」です。ネットワークシステムは複数のデバイスやソフトウェアが連携して機能するため、単一の部分が独立して完全に機能するわけではありません。

参考 ネットワークとは?

つまり、例えばコンピュータから写真を印刷したい!という場合には、有線か無線かを問わずプリンターに接続する場合があります。これはスタンドアロンではありません。

インターネットも、ネットワークを介してサーバと接続する必要があるため、これもスタンドアロンではありません。

スタンドアロンの具体例

ここでは、スタンドアロンが具体的にどのような形で存在するのか、いくつかの代表的な例をご紹介します。

パーソナルコンピュータ

パーソナルコンピュータ(PC)はスタンドアロンで動作します。インターネットに接続していなくても、ローカルに保存されたソフトウェアを使って作業ができるのが一例です。

ネットに接続していなくてもwordで文章を作成したり、動画を編集したりすることが可能。ネットやプリンターなど、他のコンピュータやサーバを接続しないで利用する状態がスタンドアロンです。

サーバー

一部のサーバーもスタンドアロンで動作する場合があります。特に小規模なビジネスや研究施設で使われるサーバーは、ネットワークに接続されていなくても特定の処理を行うことができます。

参考 サーバとは?

一例が工場や発電所などの制御システムで用いられるサーバーです。このサーバはセキュリティ上の理由からインターネットから隔離された環境で動作することが多く、これらのサーバーは特定の制御タスクを独立して行い、外部との通信は最小限に抑えられます。

ソフトウェア

多くのソフトウェアにはスタンドアロン版が存在します。これはインターネット接続なしで完全に動作するソフトウェアで、例えばAdobe Photoshopのスタンドアロン版がそれに該当します。

ザックりいえば、インターネット接続無しで自由にその機能を操作できれば、そのソフトウェアはスタンドアロンで利用される(利用できる)と言えます。

IoTデバイス

一部のIoT(Internet of Things)デバイスもスタンドアロンで動作することがあります。例えば、スマート電球はスマートフォンと直接Bluetooth接続でき、中央のハブなしで操作が可能です。

タンドアロンのメリットとデメリット

スタンドアロンは特定の状況下で多くの利点を提供しますが、それには一定の制限や短所もあります。このセクションでは、そのメリットとデメリットを詳細に解説します。

メリット

  1. セキュリティ
    • インターネットに接続されていないスタンドアロンシステムは、外部からの攻撃に対して比較的安全であると言えます。例えば、外部からの攻撃に晒されたくないような機密システムの場合は、あえてインターネット接続せず、ネットワークから隔離して運用する場合があります。
  2. 独立性
    • ネットワーク障害が発生しても、スタンドアロンシステムは影響を受けません。ポイントオブセール(POS)システムなど、ビジネスにおいて継続的な動作が必要な場合に有用です。
  3. シンプルな設定
    • スタンドアロンシステムは基本的にネットワーク設定や複雑な依存関係を必要としません。このため、導入と運用が比較的簡単です。

まとめると、外部からの独立性が担保されるので、セキュリティ的に安心、かつ外部への接続設定などが不要なので、ネットワークの知識が無くても比較的容易に開発・運用が可能である!ということです。

デメリット

  1. 機能制限
    • スタンドアロンシステムは、ネットワークリソースや外部データにアクセスできないため、その機能が限られる場合があります。例えば、最新の天気予報などを必要とするシステムなどはスタンドアロンでは運用できません。
  2. データ同期の問題
    • 他のシステムやデバイスとのデータ同期が困難です。医療機関で患者データを共有する必要がある場合などに問題となる可能性があります。
  3. 高い運用コスト
    • インターネットを活用しないため、ソフトウェアのアップデートやメンテナンスが手動で行わなければならない場合があり、これが逆に時間とコストを必要とする場合があります。

他のコンピュータやサーバと機能を共有できないので、その分のメリットを享受できません、ということです。

スタンドアロンを選ぶべき状況

スタンドアロンはその特性上、特定のケースで非常に有用だということが分かります。しかし、そのようなケースはどのようなものなのでしょうか?

ここでは、スタンドアロンシステムが特に力を発揮するシナリオを例示したいと思います。

パターン1:高いセキュリティが求められる場合

セキュリティが極めて重要な場合、スタンドアロンシステムは大きな価値を持ちます。例えば、政府機関や研究施設で扱う機密情報が該当します。こうした環境では、外部との接触点を極力減らし、セキュリティリスクを低減することが求められます。

特に、特許取得を目指すような専門的な研究機関のシステムや、決して外部へのデータ流出が許されない重要な個人情報を扱うシステムなどが↑に該当します。

パターン2:ネットワークに依存しない業務を行う場合

もし業務がインターネット接続に依存していないのであれば、スタンドアロンのシステムが有用です。例を挙げるならば、古い書籍や資料をデジタル化する図書館のスキャンシステムなどがあります。

こうした作業は基本的にはネットワークに依存しないため、スタンドアロンのシステムで効率的に行えます。

パターン3:独立したシステムで完結するサービスを提供する場合

例えば、博物館や展示会で使われるインタラクティブなディスプレイは、その場で完結する情報提供を行います。ネットワークに繋がっている必要がないため、スタンドアロンのシステムとして設計されることが多いです。

パターン4:運用がシンプルであるべき状況

あまりにも複雑なシステムは、故障のリスクを高め、運用に専門的な知識が必要となります。スタンドアロンシステムは通常、運用がシンプルで、問題が起きた場合の対処も容易です。これは、中小企業や非専門家が操作する状況で非常に有用です。

まとめると、キーワードは「セキュリティ」です。セキュリティ対策にはコストがかかります。そのコストを省けるなら省く、コストがネットワーク接続のメリットを上回るならつながない。これが原則です。

まとめ スタンドアロンとは

  • 「スタンドアロン」は、独立して機能する一つのハードウェアまたはソフトウェアシステム、およびその形態。
  • 高いセキュリティが必要な環境で有用。
  • ネットワークに依存しない業務で効果を発揮。

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