プログラミング―変数とは?【3分で解説】

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プログラミングを学びたての人にとっては、ちょっと分かりにくい「変数」という概念。このページでは、プログラミングの基本―「変数」について、初心者でも理解できるよう1から分かりやすく説明します。

プログラミングをマスターするためには、変数が何者であるのか?どのように使われるのか?を知る必要があります。このページでは変数の概念から、各プログラミング言語における変数の使い方をサンプルコードを用いて解説していきます。

このページで学べる内容
  • プログラミングの「変数」とは何か?
  • 変数の宣言とは何か?
  • なぜ変数を使うのか?
  • 各プログラミング言語での変数の使い方―より具体的にイメージする!

プログラミングを学習している人であれば、このページの内容は知らないと恥ずかしい内容ばかりですので是非最後までご覧ください。

早速解説を始めます。

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プログラミングで出てくる「変数」とは?

プログラミングにおける変数(variable)とは、データを扱うメモリ領域のことを指します。メモリ領域というと言葉が難しくなるため、変数は「箱」に例えて説明されることが一般的です。

変数(プログラミング)は値を入れる箱です

プログラミングでは、この「箱」に値を入れたり、「箱」の中に入っている値を見たりして、ロジックを組み上げていくのが基本です。この「箱」には、例えば数字や文字列、日付など様々な値を入れることができます。

変数には、例えば数字や文字列、日付など様々な値を入れることができます。

変数どうしを足し算してみたり、変数の中の値を表示させてみたり、変数の中の値に応じて処理を変えてみたり、プログラミングではこの「変数」の理解が第1歩と言われています。変数を適切に理解することが、プログラミングを学ぶ上で非常に重要になってくるのです。

この「箱」ですが、実はただの「箱」ではありません。プログラミング言語の世界の話なので、どの言語にも共通するルールや法則が存在します。

ここでは、変数についての大まかな2つの基礎知識を解説していきます。

変数には「型」がある

変数には、特定の「型」が存在します。

「型」とは一般的に「データ型」と呼ばれ、その変数の仕様を決める役割を持っており、変数には決まった「データ型」と一致する値だけを格納することができます。

「型」とは一般的に「データ型」と呼ばれ、その変数の仕様を決める役割を持っており、変数には決まった「データ型」と一致する値だけを格納することができます。

例えば、データ型「日付」の変数に、文字列を入れることはできない決まりです。(※プログラミング言語の種類によって例外あり。)

blank

データ型が「日付」というように指定されているにも関わらず、「あいうえお」のような文字列を格納することはできないのです。

変数には決まった「型」が存在しており、この「型」にあった値で利用する必要があります。初心者の人にとっては、忘れがちなポイントになるのでこの点をしっかり押さえておきましょう。

変数には固有の名前をつけて利用する

次のポイントは変数の名前です。

変数には必ず「名前」を付ける必要があり、且つその名前はプログラム内で一意である必要があります。例えば、同じ変数が2つ以上あると、プログラムエラーが発生してしまいます。

変数には必ず「名前」を付ける必要があり、且つその名前はプログラム内で一意である必要があります。例えば、同じ変数が2つ以上あると、プログラムエラーが発生してしまいます。

プログラミングでは、この「名前」を指定することではじめて対象の変数の操作が可能になります。(同じ名前が2つあってはいけない理由がわかりますね。)

ちなみに、この変数の名前の付け方には絶対のルールが存在しません。一意であることと、名前の長さなどに決まりはありますが、基本的には名前は何を付けてもOKです。したがって、変数の命名についてはプログラマーの1つの腕の見せ所です。

変数の命名については、こちらの記事で詳しく解説しておりますので、合わせてご覧ください。

この章のまとめ
  • 変数は決まった「型」をもつ「箱」である
  • 変数には固有の名前が必要である

ここからは、より具体的に変数の概念をイメージできるよう、変数を利用する際の大まかな流れについて解説します。

変数の使い方

変数の使い方は、大きく3つ(①宣言・②代入・③参照)に分類することができます。

ただし、明確にこの分類を意識して覚える必要はありません。実際にコーディングしていく上で何となく変数の使い方はマスターできます。

ここでは初心者向けに、プログラミングでは変数を使って何をしているか?というイメージを持てるよう一般的な言葉で解説しておきたいと思います。

変数の宣言

変数を使うために必ず必要となるのが変数の宣言です。

※明示的に変数宣言を行う場合を例に解説します。プログラミング言語の中には、変数の宣言を自動的に行ってくれるものもあります。

変数の宣言という難しく感じてしまうかもしれませんが、先ほど説明したように「〇〇という名前で、データ型が△△の変数を作ります」というのをコーディングするだけです。

変数の宣言=メモリ領域の確保」となるため、不必要な変数をむやみやたらに宣言するのはNGです。必要最低限の変数だけを宣言します。

メモリ領域は、作業机に例えられることが多いです。 作業机の上における本の量は決まっていますし、できるだけ本は少ないほうが作業しやすいですよね。

これと同じで、メモリもできるだけ少ない量でコーディングをすると、パフォーマンスが良いプログラミングが可能になります。

変数の宣言:サンプルコード

ここからは、具体的に各言語での変数宣言方法を確認しながら、変数の使い方を具体的にイメージしていきましょう。あくまでも、イメージを付けられればOKなので構文を暗記する必要はありません。

VBA

Dim A As String

String型(文字)のAという変数を宣言する例です。詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

ABAP

DATA Z_DAY TYPE D.

日付型の「Z_DAY」という変数を宣言しています。こちらも詳しくは以下の記事をご覧ください。

JavaScript

// letを用いた変数宣言
let biz_online1;

// letを用いて一度に複数の変数を宣言
let hensu1,
    hensu2;


// varを用いた変数宣言
var biz_online2;

// varを用いて一度に複数の変数を宣言
var hensu1,
    hensu2;

変数の代入

宣言した変数に実際に値を格納することを「代入」と呼びます。

宣言した変数に実際に値を格納することを「代入」と呼びます

変数を宣言しただけでは、中身はまだからっぽです。したがって、変数には何かしらの値が必ず代入されます。決められたデータ型に沿った値を目的の変数に格納して利用します。

また、変数からまた別の変数に値を移すこともできます。

変数からまた別の変数に値を移すこともできます。

変数「Sample_string2」には、今「あいうえお」という値が格納されていることになります。

ここまで見てきたように変数の利用は、「①宣言」と「②代入」に分類することができます。

変数の参照

では、最後の変数の参照とは何か?実は、これ一番簡単です。「変数を利用すること」が変数の参照です。

直前に説明した変数の代入で用いた画像をもう一度見てみましょう。

「Sample_string2」に値を代入するために、変数「Sample_string」を利用しています。この時、実は変数「Sample_string」を参照していると言うことができます。

冒頭で解説した通り、ここまで明確に変数の利用方法を詳細に区別する必要はありません。ただし、変数とは何者か?というのをしっかり頭に入れておくと、必ず役に立つときがやってきます。

最後に:なぜ変数を使うのか?

そもそも、なぜプログラミングではわざわざ変数を使うのでしょうか?

ざっくりですが、変数を利用することのメリットは以下の3つに集約できるかと思います。変数のメリットなどは、プログラミング上級者になってくると改めて考えることは少なくなってきますが、以下を意識すると変数の命名の仕方などが大きく変わってきます。

変数を利用するメリット
  • 繰り返し利用が可能
    同じ値を繰り返して利用することが可能になります。逆に言えば、繰り返し利用するような値は変数(もしくは定数)で定義しておくのが良いでしょう。
  • 可読性の向上(名前を付けることができる)
    変数には名前を付けることができます。したがって、その変数の意味や利用目的をコード上に残せるということ。ある意味、コードの説明書的な役割としても利用しやすいです。
  • 保守性があがる(変更に強い)
    変数を利用することで、コード全体の保守性が向上します。ハードコーディングの場合、変更(機能追加)に耐えづらいプログラムとなってしまいます。

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