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質問の仕方が分からない!そんなあなたに知ってほしい3つのこと【エンジニア向け】

LifeHack

仕事を進めていくと、どうしても自分一人では解決できない疑問や不明点が出てきます。

もちろん今の時代、ネットで検索すれば解決策が出てくることも増えましたが、やはり最後は知っている人(先輩や上司、時には部下)に質問することを避けることはできません。

ですが、「質問の仕方」って結構難しいですよね。「質問の仕方」で怒られた経験がある方も多いのではないでしょうか?

このページでは、特にエンジニアの方(エンジニアを目指す方)に知っておいてほしい「良い質問の仕方」をするために知っておいてほしい3つのことを解説します。

良い質問の仕方をするために知っておきたい3つのこと
  • 「質問の仕方」次第で相手の回答が異なる
  • 「質問」は大きく2つに分類される
  • 「質問」はクローズドクエスチョンですべし!

質問の仕方には「これを順守しておけばOK」なルールが明確に存在します。現役のエンジニア観点から、良い質問の仕方とは?を簡潔に説明していきます。

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質問の仕方で回答内容が変わってしまう?

思う, 思考, 手, 反映, 電球, 思考のフラッシュ, 方向, 男性, 考慮します

まず、質問の仕方ってそもそも重要なの?答えをくれない相手が悪いんじゃないの?とお考えの方に、いかに質問の仕方が重要であるか?を解説しておきたいと思います。

実は、質問の仕方次第で相手の答えは大きく変わります!

例えば、こんな質問。

ドラえもんって何ですか?

さて、あなたはなんて回答するでしょうか?

「猫型ロボットだよ」「秘密道具を出してくれるよ」―。人によっては「日本の漫画だよ!」なんて回答をする人もいるかもしれません。

重要なのは、どの回答もある意味では正解である一方で、質問者が知りたいことが何なのか?という点がイマイチよくわからなくなってしまっているという点に注意が必要です。

質問の仕方を変えてみます。

ドラえもんは、未来の世界の猫型ロボットですか?

答えは「YES」ですね。

こう質問すれば、質問者が何を知りたいか?という点が非常に明確になります。ドラえもんが「猫型ロボットであるか否か」という確認をしたいのだな!ということがはっきりと相手に伝わり、答える人も自信をもって回答できます。

質問の仕方で自分の理解度も伝わってしまう?

さらに、重要なのは質問の仕方によって自分自身がどれくらいの理解度なのか?というのが相手に伝わってしまうということです。

先ほどの質問をもう一度見比べてみましょう。

ドラえもんって何ですか?

ドラえもんは、猫型ロボットですか?

これ、どちらがドラえもんに詳しいかが一目瞭然ですよね。

もし、質問に答えるのがあなたであればどちらの質問に答えたくなるか?を考えてみてください。自分の仕事を一時中断してまで回答する必要性があるのか?

質問に回答する人も、他の作業・他の仕事をしていることがほとんどです。その中で、もし「ドラえもんって何ですか?」という質問が飛んできてしまえば、どこまで時間をかけて答えてくれるかは何となく推測が付きます。


「この人は、ドラえもんのこと全然知らないな・・・。」

「どこから説明してあげればよいのだろうか?そもそも、何を聞きたいのだろう。


これが、質問者(新入社員)が怒られるときの上司の脳内です。なんとなく理解できる方も多いのではないでしょうか?

ですが、「いや、そもそもドラえもんが何者かわからないから、質問しているんだろう・・・。」「答えが分かっているのでだから、答えてくれない上司が悪いのではないか?」と反論したくなる人もいるでしょう。そこまで知っていたら、そもそも質問なんてしないのだ!と。

実は、そんなことはありません。これは、やはり質問の仕方を身につけていないが故の罠なのです。ここからは、具体的に「良い質問の仕方」について具体的に解説していきます。

「質問」は大きく2つに分類される

はい, いいえ, チェックリスト, 選択, 同意, 意思決定, 機会, 代替, ボード

まず、一言で「質問」といっても大きく2つに分類されるということを知る必要があります。

1つが、オープンクエスチョン。もう一つが、クローズドクエスチョンです。

オープンクエスチョン

オープンクエスチョンとは、YES or NO で答えることができない質問です。

ドラえもんって何ですか?

この質問にYES / NO で答えることはできません。したがって、この質問はオープンクエスチョンです。

オープンクエスチョンは、回答者にとって負担を感じさせてしまう質問です。なぜなら、回答の仕方が何パターンにも上ってしまうためです。

クローズドクエスチョン

クローズドクエスチョンは、オープンクエスチョンの逆で「YES / NO」で答えることができる質問です。

ドラえもんは、未来の世界の猫型ロボットですか?

答えは「YES」。つまり、この質問はクローズドクエスチョンの形をとっています。

クローズドクエスチョンは、回答が非常に楽です。YESか、NOか、分かりません。これだけです。

質問はクローズドクエスチョンですべし

このページの結論です。

質問は、すべてクローズドクエスチョンの形で行いましょう。これだけで、質問の仕方が劇的に改善します。

ほぼ例外なく、この1点さえ抑えておけば後の細かいことは気にしなくてOK。細かい部分は、必ず後からついてきます。クローズドクエスチョンで質問することを心がけるだけで、間違いなく円滑なコミュニケーションが達成できます。

ここまで言い切れる理由を3つに絞って解説します。

理由1:思考の整理ができる

まず、1点目。クローズドクエスチョンを心がけると、自分自身が何を聞きたいのか?自分は何を知っていて、何が分からないのか?という点を整理できるようになります。

ドラえもんって何ですか?

この質問をする意図は何でしょうか?

ドラえもんがロボットであることを知りたいのか?ドラえもんが漫画・アニメであることを知りたいのか?

YES / NO で回答できる質問を考える中で、自分の思考・知識の整理が行えるようになります。質問のレベルを分解していく中で、もしかしたら一部は自分で調べればわかる内容かもしれません。

実は、クローズドクエスチョンができる人は、例外なく自分で調べられる内容とそうでない内容を明確に切り分けすることができているのです。

理由2:回答が楽になる ⇒ 質問しやすくなる

これは、本ページ前半でも述べたことと一部リンクしますが、回答がYES or NO or 分からないのいずれかになるため、回答者の負担が圧倒的に少なくなります。

そのため、職場全体でも質問もしやすい雰囲気が生まれます。

新入社員でよくありがちなのが「これ、どうすればよいですか?」という質問。この質問の良くないところは、回答が難しくなってしまい、教える側の負担が非常に大きくなってしまうところです。

結果、答える人も「質問してくるなよ・・・。」という雰囲気がにじみ出てしまい、職場全体がどこか重々しい空気につながってしまうのです。

もし、クローズドクエスチョンで「次はこれをしますが、問題ありませんか?」と質問できるようになれば、回答も楽ですし、相手の時間を奪いすぎることはありません。

理由3:コミュニケーションが円滑に進むようになる

最後にして1番重要なポイントですが、クローズドクエスチョンであればお互いの認識齟齬を少なくできるため、コミュニケーション全体が円滑に進むようになります。

なんだかあの上司は気難しい・・・。この人にはなんか聞きづらいんだよな・・・。

こんな悩みを確実に解消できます。今日から質問の仕方を是非意識的にクローズドクエスチョンに変えてみてください。

あなたの想像以上に、いい感じに質問できるようになります。是非お試しください!

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