社会人になると日々目の前の仕事に追われ、スキルアップのための時間・趣味の時間を確保できない方が結構大勢いらっしゃいます。(かく言う筆者もその一人です。)
日々「何かしなくては・・・」「〇〇の資格を取得しよう!」と考えている方も「いつの間にか週末を迎え、月末を迎え、いつの間にか年を越してしまった」なんて経験をお持ちではないでしょうか?
このページでは、当ブログ(ビズドットオンライン)の管理人が、ビズドットオンラインを立ち上げてからの1年間を振り返りつつ、そこで確信した社会人にとっての最強の勉強方法を気ままに綴っていきます。
通常、当サイトでは厳密に検証を経た確かな情報しか掲載しない方針ですが、このページだけは経験談ベースのちょっとだけゆるっとした内容になっています。その点ご了承ください。
最強の勉強法は「人に教えること」である
多くの人が学生時代に一度は考えたであろう「最強の勉強法とは何か?」という疑問。
などなど。様々試行錯誤して新たな学習習慣を身に着けようとしても、案外うまくいった試しは無いですよね。中には、自分の勉強法を確立されている方もいらっしゃるかもしれませんが、大多数の場合は「どうやれば効率が良いか?」というのは未だに模索中のはずです。
実は上記で挙げた勉強法ですが、実は既にアメリカの教育者「Edgar Dale」の研究によってイケてない、ということが証明されているのです。
学習定着率(ラーニングピラミッド)について
Edgar Daleは、学習方法とその学習結果の定着率は以下の関係にあると明らかにしました。
(図は分かりやすく編集しております。)
上から順に学習定着率が高くなっていきます。要は「授業を聞く」よりも「読書をする」方が、「読書をする」よりも「ビデオをみる」方が頭に入りやすいということを示しています。
何となく実感ベースでしっくり来る結果であるように思えます。そして、これまでおそらく皆さんが試したであろう勉強方法はどれもかなり上のほう(学習定着率が低い方)に位置していることでしょう。(本を買って読む・Youtubeで解説動画を見る等)
「授業を聞く」というのは最も学生効率が悪いとされており、この結果を受けて近年ではディスカッションをメインとしたアクティブラーニングなどが学習現場で導入されています。
重要なのは、結論一番頭に入る勉強法が「人に教えること」であること。そして、人に教えれば、90%の内容が知識・スキルとして定着すると言われていることです。
通勤時間や帰宅後の時間を利用して頑張って勉強したとしても、実はそのうち半分以下しか頭に入らないと示唆されている―。
「なんとなく本を読んでも頭に入らない・仕事で生かせないのは内容が定着していないからだ!」
誰しもこの結果を受けて今日からの勉強法を少し見直そうと思ったのではないでしょうか。
「人に教える」の実践方法
実は「人に教える」という実践は全然簡単にはいきません。
そもそも、誰かに何かを教えるという機会なんて1日に2~3回しかないのが現実。また、もっと言うと誰かに聞かれて答えるだけでは、実はあんまり意味がないのです。結局、「人に聞かれたから教える」という行為は、既に知っていることをさらに定着させる効果しかなく、つまるところ「勉強する」という意味で(新たな知識を得るという意味で)はその意識改革だけでは不十分なのです。
「つまり、アウトプットを意識したインプットが重要だ!」ということ。
①テーマを決めて、②それのアウトプットを作る―。この2ステップを意識的にこなすことが、学習定着率向上の重要な方法です。やみくもに「人に教えてみよう!」という状態では、具体的な方法論が全くともなっておらず絵にかいた餅でしかありません。
では、具体的にアウトプットを作る!といっても何をすればよいのか?
手っ取り早いものから、ちょっと難しそうなものまで列挙してみました。
もちろん、どんなスキルを習得したいか?によって方法は変わってきます。
簿記を取得しようと考えていれば「簿記3級解説資料」を作ると良いでしょうし、プログラミング言語を習得したければ思い切って自分で独自のシステムを作ってしまっても良いかもしれません。
いずれにせよ、「アウトプットを意識したインプット」を自然に実践できるようにするために、事前に「アウトプット」を定義することが非常に重要だということをこのページではお伝えしたいのです。
そして、このページで一番おすすめするアウトプット方法。それこそ「自分でブログを立ち上げて、その分野の専門家になる」ということです。
「人に教える」の実践:ブログを立ち上げる
当初、このブログ(ビズドットオンライン)も、実は管理人のアウトプットの場として誕生しました。プログラミング言語の解説を中心にIT関連のノウハウ・解説記事をメインとした記事の数々は、実はこれまでに管理人が学んだ内容で、かつ忘れたくないと思った内容になっていたりします。
社内WiKiや、note、Qiita、はてなブログなどの無料ブログサービスなどアウトプット用の場は意外と多く存在しますので、今すぐにアウトプットを開始することが可能です。
ブログを書くことのメリット3点をご紹介します。
理由1:アウトプットの成果を確かめられる
ブログは閲覧した人からの評価を受けることができるので、自分自身が作成した記事(アウトプット)の評価を確認することが可能になります。
内容として不十分だったり、誤りがあったりすれば、その分マイナスな評価(修正指摘)が来ます。逆にアウトプットとして綺麗に整理されていて、かつその内容が役立つものであればその分多くの人にシェアされるように。
分かりやすいかどうか?役に立つかどうか?非常にシンプルな物差しで自分のアウトプットを評価してもられるのがブログのメリットの1つです。
理由2:世の中に「価値」を提供できる
せっかくアウトプットを作っても誰の役にも立たないのはさみしいです。その点、ブログは一度書けば必要としている人のために半永久的に情報を提供できることになります。
自分が学んだ内容・自分が知っている知識は、自分が想像している以上に「価値」が高いもの。せっかくアウトプットを作ったのであれば、それをそのまま世の中に提供できたほうが一石二鳥です。
理由3:何が「価値ある」情報なのかが分かる
ブログを書いていくと、時間とともにページの閲覧数(PV)やシェア数(SNS等での拡散数)などが徐々に徐々に上昇していきます。
一方で、誰の役にも立たない内容は時間がたっても誰からも見向きもされないままです。例えば、日記のようなブログとか。
「価値ある」情報はPV数が上がり、そうでないものは誰からも必要とされない―。ある意味インターネットの世界は残酷ですが、そのおかげで今世界で必要とされている情報に追いつきやすくなります。
ブログを立ち上げて1年間の成果
ブログを立ち上げて1年経つとどうなるか?
特に3つ目が想像以上でした。
ブログ:PV数の推移
ビズドットオンラインのPV数はどうなっているかと言うと・・・
1年で月50,000PV。そして1年半後に月100,000PVまで伸びています。
ここまでくると当初想像していなかった「ブログでお小遣いを稼ぐ」ということができるようになります。自分自身の勉強にもなり、かつちょっとしたお小遣いも稼げるとなるとこれをお勧めしない手はありません。
もし、お小遣い稼ぎもできれば嬉しいな~という方は最後に↓の章をご覧ください。
ブログ収益化への第一歩:WordPressブログ
ブログを収益化すると一言で言っても、アメブロやはてなブログなどの無料ブログサービスを利用する方法、当サイトのようにサーバー上にWordPressを用意してブログとして公開する方法など、実は何通りか存在します。
が、断然おすすめなのはWordPressです。以下にその理由と、最後にWordPressブログの開設方法をまとめた記事を貼っておきます。是非参考にしてみてください。
※WordPress自体は無料ですが、サーバーとドメインを維持するために月1000円程度の費用が掛かります。
WordPressでブログを開設する方法―。サーバーを借りてドメインを買って紐づけて、、、と面倒に感じるかもしれませんが、実はそんなことは全くありません。専門知識がなくても、誰でも簡単に10分程度で開設することが可能です。
以下のページにWordPressブログの開設方法をまとめましたので、是非ご覧ください