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【HTML】説明リスト(dlタグ・dtタグ・ddタグ)を3分でわかりやすく解説

HTML

HTMLにおける説明リスト(dlタグdtタグddタグ)の意味と使い方を初心者向けにわかりやすく3分で解説します。

関連 リスト(ol・ul・liタグ)

dlタグdtタグddタグ:説明リスト(Description List)は、HTMLで用語とその説明をペアで表示するためのリストです。このタイプのリストは、主に用語集やメタデータの表現などに使用されます。

<dl>
  <dt>HTML</dt>
  <dd>HyperText Markup Languageの略で、ウェブページの構造を表現するためのマークアップ言語です。</dd>
  <dt>CSS</dt>
  <dd>Cascading Style Sheetsの略で、ウェブページのスタイル(色、フォント、レイアウトなど)を制御するための言語です。</dd>
  <dt>JavaScript</dt>
  <dd>ウェブページにインタラクティブ性や動的な要素を追加するために使用されるプログラミング言語です。</dd>
</dl>
dl dt dd
例1:説明リストの例
このページで学べる内容
  • dlタグ・dtタグ・ddタグの意味と使い方

Webエンジニアを目指す方であれば知らないと恥ずかしい基本知識の1つ。是非最後までご覧ください。

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HTML:説明リスト(Description List)とは?

HTMLの説明リスト(Description List)は、用語とその説明をペアで表示するためのリストで、主に用語集やメタデータの表現などに使用されます。

説明リストは、<dl>(Description List)、<dt>(Description Term)、<dd>(Description Description)の3つのタグを組み合わせて作成します。

<dl>
  <dt>HTML</dt>
  <dd>HyperText Markup Languageの略で、ウェブページの構造を表現するためのマークアップ言語です。</dd>
  <dt>CSS</dt>
  <dd>Cascading Style Sheetsの略で、ウェブページのスタイル(色、フォント、レイアウトなど)を制御するための言語です。</dd>
  <dt>JavaScript</dt>
  <dd>ウェブページにインタラクティブ性や動的な要素を追加するために使用されるプログラミング言語です。</dd>
</dl>

説明リストは、以下のような場面で利用されます:

HTML:説明リストの利用例
  • 用語集や辞書
    Webサイト内で特定の用語や言葉の定義や説明を提供する際に使用されます。例えば、技術用語や業界用語の解説を行うページで利用できます。
  • メタデータの表現
    文書やデータの属性や情報を整理・表示する際に使用されます。例えば、製品情報や書籍の著者・出版日・出版社などの情報を一覧で表示する場合に利用できます。
  • 問い合わせフォームやアンケート
    質問と回答、または項目と選択肢をペアで表示する場合にも説明リストが利用されることがあります。
  • その他
    任意の用語と説明をペアで表示する場合にも説明リストが使用されます。例えば、FAQページやプロフィールページでのスキルとその説明など、さまざまなシーンで活用できます。

dlタグ・dtタグ・ddタグの使い方と構文ルール

<dl>
  <dt>用語1</dt>
  <dd>用語1の説明</dd>
  <dt>用語2</dt>
  <dd>用語2の説明</dd>
</dl>
構文ルール(dl/dt/dd)
  • <dl>タグ
    説明リスト全体を囲むために使用されます。
  • <dt>タグ
    説明リストの用語を表現するために使用されます。
  • <dd>タグ
    説明リストの用語に対する説明を表現するために使用されます。
  • <dt>タグと<dd>タグ
    必ず<dl>タグの中にネストされます。

一つの<dt>タグに対して複数の<dd>タグを持つことができます。これは、一つの用語に対して複数の説明がある場合に役立ちます。

参考 HTMLの基本構文ルール

以下に、HTMLの説明リスト(Description List)を使用して用語とその説明を表示する具体的なサンプルコードを示します。

<!DOCTYPE html>
<html lang="en">
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
  <title>HTML Description List Example</title>
  <style>
    dl {
      width: 50%;
      margin: 0 auto;
    }
    dt {
      font-weight: bold;
      margin-top: 1em;
    }
    dd {
      margin-left: 1em;
    }
  </style>
</head>
<body>
  <dl>
    <dt>HTML</dt>
    <dd>HyperText Markup Languageの略で、ウェブページの構造を表現するためのマークアップ言語です。</dd>
    <dt>CSS</dt>
    <dd>Cascading Style Sheetsの略で、ウェブページのスタイル(色、フォント、レイアウトなど)を制御するための言語です。</dd>
    <dt>JavaScript</dt>
    <dd>ウェブページにインタラクティブ性や動的な要素を追加するために使用されるプログラミング言語です。</dd>
  </dl>
</body>
</html>
dl dt dd
図1:ブラウザで表示した結果

dt要素とdd要素の間には自動的に改行が入り、用語とそれに対する説明が分かりやすく羅列される点がポイントです。

このサンプルコードでは、HTML、CSS、JavaScriptという3つの用語とそれぞれの説明を含む説明リストが作成されます。<dl>タグでリスト全体を囲み、<dt>タグで用語を指定し、<dd>タグで説明を追加しています。また、CSSを使用してリストのスタイルを調整しています。

参考 CSSとは?

説明リスト(dlタグ・dtタグ・ddタグ)の注意点

最後に説明リストに関する注意点や補足をご説明します。

説明リストを使用する際には、下記の注意点や補足事項に留意して、適切な構造とスタイルでリストを作成しましょう。これにより、ユーザーや検索エンジンにとって理解しやすいWebページが実現できます。

  • セマンティックな使用
    説明リストを使用する際は、セマンティック(意味)に適切な場面で用いることが重要です。用語とその説明をペアで表示する場合にのみ説明リストを使用し、他の目的のリストには無順序リストや順序付きリストを使用しましょう。
  • 適切なタグの使用
    説明リストを作成する際は、<dl>タグを使用してリスト全体を囲み、<dt>タグで用語を指定し、<dd>タグで説明を追加してください。これらのタグを適切に使用することで、リストのセマンティックスが保たれます。
  • 複数の説明
    一つの用語に対して複数の説明がある場合、複数の<dd>タグを使用して表現できます。この場合、最初の<dd>タグの直後に続けて追加の<dd>タグを配置してください。
<dl>
  <dt>API</dt>
  <dd>Application Programming Interfaceの略で、ソフトウェアやアプリケーション間の通信を可能にするインターフェースです。</dd>
  <dd>APIは、開発者が既存のサービスやデータを利用して新しいアプリケーションや機能を開発する際に使用されます。</dd>
  <dt>SDK</dt>
  <dd>Software Development Kitの略で、ソフトウェア開発者が特定のプラットフォームやフレームワークでアプリケーションを開発する際に使用されるツールセットです。</dd>
  <dd>SDKは、開発者が効率的にコードを記述し、デバッグやテストを行うためのライブラリ、ドキュメント、サンプルコードなどを提供します。</dd>
</dl>
  • クロスブラウザ対応
    異なるWebブラウザではデフォルトのスタイルが異なる場合があります。説明リストのデザインを調整する際は、複数のウェブブラウザで適切に表示されるように、CSSでスタイルを設定してください。
  • アクセシビリティ
    Webページのアクセシビリティ(利便性)を向上させるため、説明リストの構造や内容がスクリーンリーダーや検索エンジンに適切に理解されるように、タグや属性を適切に使用しましょう。
dlタグ・dtタグ・ddタグのまとめ
  • 説明リストは、用語とその説明をペアで表示するためのリストで、<dl>, <dt>, <dd> タグを使用して構成されます。
  • 用語集やメタデータの表現、質問と回答のペア表示など、さまざまなシーンで活用できます。
  • 適切なタグの使用とアクセシビリティに配慮し、セマンティックな構造を保ちながらリストを作成することが重要。
<dl>
  <dt>用語1</dt>
  <dd>用語1の説明</dd>
  <dt>用語2</dt>
  <dd>用語2の説明</dd>
</dl>

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