応用情報技術者試験―1週間で合格する勉強法

LifeHack

このページでは、応用情報技術者試験に1週間で合格した体験談をもとにトータルの勉強時間や試験難易度、最短1週間での合格に向けた勉強方法を解説していきます。

2回~3回受験しても合格できないSE経験者もいる資格ですが、やり方をミスせずIPA(※応用情報技術者試験を主管する独立行政法人)が求める知識の要点をつかめば1週間での勉強でも合格できる、というのが合格した体験からの結論です。

本当に合格したの?

なんて疑問をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。

この記事の正当性を証明するため、IPA公式ページから確認できる合格結果を載せておきます。

1週間の勉強だったため、ギリギリですね・・・。

※後で解説しますが、合格ラインは午前・午後どちらも60%です。

まずは、応用情報技術者の前提知識から解説を始めます。

※まずは、基本情報技術者試験の合格を目指したい!という方はこちら。

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応用情報技術者試験―難易度

様々なサイトを眺めると

本サイト以外の資格系サイトを眺めると「やや難しい」「5段階中4」といった論評が主流です。

基本情報技術者よりもワンランク難しめ、といった評価がほとんどです。

受験してみた結果

受験してみた感覚からの主観ですが

午前は基本情報技術者試験よりもかなり難しい

午後は基本情報技術者よりも比較的簡単

の感触です。

これは受験当日のTwitterでもいろんな人がつぶやいていました。

午前問題と午後問題で難易度(主観ですが)が異なるので、応用情報技術者を取得した人が必ず基本情報技術者も合格するか、と聞かれれば微妙なところです。

したがって、まず前提として、基本情報技術者と応用情報技術者の勉強法は似て非なるものである、ということを押さえておきましょう。

様々なサイトを眺めると難易度が一律の基準(※一律の5段階評価など)で記載されていますが、求められる知識の方向性が異なるため必ずしもその評価は該当しません。

つまり、最高難易度とされている資格に合格しながら、最低難易度とされている資格に不合格となる場合もあるということです。応用情報技術者試験に合格した人が、基本情報技術者試験に不合格となる可能性もあります。

結論、一般的に言われている難易度に惑わされず、適切な勉強方法を心がけることが合格への近道です。

応用情報技術者試験合格のための勉強時間

応用情報技術者試験に合格するための勉強時間はどれぐらい必要か?

結論、こちらのサイトで解説した基本情報技術者試験の勉強法と同様、最短1週間でも合格可能です。

※もちろん、各人のバックグラウンドによって3日で合格できる人もいれば、ほぼ無勉強で合格できる人もいるかもしれません。ただし、全くIT知識が0の人は1週間は必要です。

1か月以上かけて、試験範囲外の実践知識を吸収しつつ合格へ向かう方法もありますが、このページで解説する勉強法は「求められる知識をピンポイントで吸収する」勉強法です。

1週間と言えど、1日に確保できる時間が異なる場合は2週間・3週間と必要になるかもしれませんので、そこは予めご認識ください。

応用情報技術者試験の勉強法(午前・午後)

ここからは、応用情報技術者試験の勉強法を午前問題と午後問題に分けて解説していきます。

午前問題の出題形式

まず午前問題がどのような形式・どれぐらいの難易度で出題されるかを把握しましょう。

以下は、平成26年秋の問題です。

企業のDMZ上で1台のDNSサーバをインターネット公開用と社内用で共用している。このDNSサーバが,DNSキャッシュポイズニングの被害を受けた結果,引き起こされ得る現象はどれか。

ア)DNSサーバのハードディスク上のファイルに定義されているDNSサーバ名が書き換わり,外部からの参照者が,DNSサーバに接続できなくなる。

イ)DNSサーバのメモリ上にワームが常駐し,DNS参照元に対して不正プログラムを送り込む。

ウ)社内の利用者が,インターネット上の特定のWebサーバを参照しようとすると,本来とは異なるWebサーバに誘導される。

エ)社内の利用者間の電子メールについて,宛先メールアドレスが書き換えられ,送受信ができなくなる。

ちなみに、答えはウ)です。

午前問題は「四肢択一」

午前問題は選択肢から回答を一つ選ぶ選択式です。選択式のため「単語の内容をなんとなく把握していれば回答可能」です。すなわち、一から回答を作るレベルの知識は必要とされません。

この問題の例で言えば、①「DMZ」 ②「DNSサーバ」 ③「キャッシュポイズニング」の単語を理解していれば回答可能です。

DNSサーバの概要を解答用紙に記入する、といった形では出題されません。選択式なので断片的な知識があれば回答は可能です。

※もちろん、一から説明できるようにしておくほうが実践的です。

午前問題の勉強法

したがって、午前問題の勉強法は「ひたすら不明な知識を吸収する」ことになります。

午前問題は、知識勝負だけで8割は回答可能です。(残り2割ぐらいが、知識を組み合わせた応用問題なので)IT用語をどれだけ知っているかが合否の別れ道です。

ステップ1:過去問を解きまくる

過去問を解きまくりましょう。

参考書を読みまくる、でも良いですが時間がかかるのと、モチベーションが上がらないのでお勧めしません。

また、参考書の解説範囲と実際の出題範囲が必ずしもイコールではない点も考慮すべきです。

ほとんどの参考書は網羅的に書くことを第1としている場合が多いので、知識を体系だって勉強することには役立ちます。

が、読む人の前提知識レベルによっては意味不明辞典になります。また、実際は応用情報技術者試験に出題されないような深い知識が解説されています。

IPAの意図をドンピシャで理解・把握するために、これまでの豊富な過去問を利用します。

ステップ2:不明な用語を深追いする(ググる)

知識を定着させるために、不明な用語は一歩深く知ることを心がけましょう。

DNSサーバの歴史やウイルス感染などの具体例など一歩深い知識に触れている時間、DNSサーバとは何か?という知識が頭の中で具体例として残っている状態になります。

実際のエンジニアと呼ばれる人たちが作業する際の脳内プロセスと同じことをシミュレーションすることで、知識の定着化を図ります。

1週間で全ての知識に触れることは可能ですが、2度3度同じような問題に触れようとすると単純に倍の時間がかかります。1回で定着させることが1週間合格勉強法の肝です。

ゴール:過去問8割正解

過去問をいつ解いても8割合格できるようになればゴールです。

ステップ1:過去問を解きまくる、ステップ:ググる、を繰り返していればわかるようになりますが、毎年出題される問題はほぼ同じ範囲です。

受験する回によって、データベース関連が多く出る!とか、ネットワーク関連が多く出る!とかはありません。どの分野も満遍なく出題されるため、その分野の中で出題されるのはある程度決まったものです。

したがって、過去問の8割が解けるようになれば多少のミスをするとしても、合格点の6割には到達する計算です。

午前問題対策におすすめの過去問サイト

過去問(解説付き)を解きまくるにはこちらのサイトがおすすめです。

過去問の出題年度や分野を絞って学習することが可能です。

また、解説も要点が絞られておりスピーディーに知識を吸収するのに役立ちます。

通勤・通学の行き帰りに、スマホ1つで学習が可能ですし、学習履歴も保存できるので1週間勉強法にはうってつけです。

このサイトを利用しつつ、スキマ時間を活用すれば1週間もあれば午前問題はクリアできるでしょう。

あとは、午後問題をどう取り組むか?実は午後問題の対策も難しくありません。私の体験から話すと、午後問題の対策はずばり「形式慣れ」です。

応用情報技術者試験 :午後問題の出題形式

まずは、午後問題の出題形式を把握しましょう。

こちら(平成31年度春期試験)をご覧ください。

応用情報技術者試験の午後問題は、記述式です。

文中空白の穴埋め問題だけではなく、〇〇をするにはどうすればよいか?といった直接的な問いも出題されます。

※記述式のため回答内容も無限存在します。部分点の概念もあるため、採点にはものすごい時間がかけられていることが推測されます。応用情報技術者試験の合格発表が基本情報技術者試験に比べて丸1か月遅いのは、この記述式出題のためだと考えられます。

応用情報技術者試験:午後問題の勉強法

午後問題の勉強法は、2つあります。1週間しかないので、どちらか一方自分に合いそうだな、と思う方法で対策を進めましょう。

ちなみに、どちらの方法も「午後問題で出題される範囲の知識を勉強するものではない」ということを予めお伝えしておきます。

午後問題を突破するために何よりも1番大切なのは、

「形式に慣れておくこと」

です。

知識レベル自体は午前問題で出題されるレベルです。したがって、

午前問題レベルの知識があり、午後問題の出題形式と採点基準のクセをしっていれば6割以上の得点が可能です。

問題の選択方法によっては全てマネジメント系・ストラテジー系だけを選択できるため、知識レベル不問で合格することは可能です。

ネットワークとか、アルゴリズムとか、専門知識が必要となるものを避け午前問題の知識と午後問題の形式慣れで合格可能です。

それでは、形式慣れのための2つの方法です。

方法1:午後の過去問を3年分解く

形式を知る、のではなく「形式に慣れる」には3年分ぐらいは解いたほうが良いかと思います。

問題を解いて、解説を確認する。このサイクルを繰り返すうちに、午後問題が難しくないこと(単純な国語の問題が出題されること)を知ることができます。

問題と採点基準には微妙なクセがあるので、そこを押さえておきましょう。

方法2:参考書を読み込む(筆者オススメ)

私はこちらで勉強しました。他の参考書は一切利用しておりません。

残り1週間しかありませんので、参考書を買うのであればどれか1つと心中するのが正解です。

残り1週間で、時間よりもお金だ!という方は、できるだけ早めに手に入れておきましょう。

この本は、午後問題の解き方やツボが分野別に解説されています。

① 問題文からどのように回答を導くか が納得いく形で解説されている。

② 割と分厚いですが、要点だけならすぐに最後まで読める

③ 毎年新規出版されているだけあり、これまでの読者の疑問点が反映されているので、ググっても出てこない疑問点の解消ができる

ので、午後問題はこちらで6割合格の可能性は高まります。

まとめ

① 午前問題はひたすら過去問を解いて知識レベルをあげる

② 午後問題は「形式慣れ」する

だけです。これで、1週間で合格することが可能でした。

本来であれば、資格取得のためだけでなく、実践知識を身に着けることを目的とするのが「あるべき」形ですが、そうも言っていられない「残り1週間の勇者」にはうってつけの勉強法かと思います。

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